プロフィール

今から25年ほど前になりますが、元来この業界を目指していたわけではなかったのです。

学科も機械工学科ということもあって最初の就職先は鉄鋼業界でした。

その頃は景気も今よりもずいぶんと良く、同期はほとんど上場企業など大きな会社に入社していました。

今でもはっきりと覚えているのですが、確か入社3日目だったと思います。

おそらく定年まで会社員は務まらないだろうと何か、妙な感覚が走ったのです。

もちろん、次に何をしたいのかという具体的な計画もなく漠然としていましたが、なぜか会社を辞めることを頭をよぎったのです。

その妙な感覚はやはり当たって3年足らずで退職しました。

 

退職後、次に何をすべきか?というよりも好きなこと、興味のあることを考えました。

そのひとつが家をつくりたいということでした。

子供のころに実家の増築をしたこともあって、楽しい業界なのではないかと思いました。

 

そこで工務店に転職です。もちろん全くの未経験です。

その会社はゼネコンの下請けで修繕工事が主な仕事でした。家をつくるという仕事はほとんどなかったのです。

未経験から入社しましたのでそれなりに勉強になることも多かったのですが、やはり木造の家を造りたいということで1年半後にまた転職です。

次は木造住宅の新築を手掛けたいという思い一心でハウスメーカー1本に絞りました。

 

そして無事念願のハウスメーカーに入社することが出来ました。

現場監督として勤務し、木造軸組みの家を一筋でつくっていました。

仕事は超忙しく、早朝から深夜までなることも珍しくなかったです。

3ヶ月半休みが1日も取れないということもありました。

今考えると、ブラック企業の勤務形態といってもいいかもしれません。()

それでも人より遅れているのだから人一倍仕事をして早く覚えたいという気持ちがあったのでそれほど苦になりませんでした。

 

業務内容は監督業はもちろんのこと、現場掃除からクレーム処理などあらゆることを経験しました。

辛いこともたくさんありましたが、今ではその経験が非常に生きているのだと実感しています。

 

経験を積むにつれて、やがて独立心が芽生えてまいりました。

これなら一人でもやっていけるのではないかとか、経費は掛からないから家の価格はかなり抑えられるのではないかとか。

資金繰りはどうすればよいだろうかなど具体的なことを勤務中でも考えることが常になっていました。

 

その時、32歳。

会社起こして35歳までとりあえず全力でがんばろうと。

それでだめだったら、またどこかに就職しようと。

35歳ならまだ何とかなるだろうと。今、思えばかなり安易な考えでした。()

そしてあれから17年、たたまずにこうして事業を継続している次第です。

 

この17年間で主に新築工事、リフォーム工事を手掛けてきました。新築工事は木造軸組みのみです。

 

そして住宅に関わる仕事を長年やってきて、どういうものをお客様におすすめすればよいのかということを日々考えていました。

その結果、「家づくりに自然素材だ」という答えにたどり着きました。

無垢フローリング、無垢ドアなど”本物の木”でできた建材、お城や蔵で使われる天然素材の代表格である漆喰などでつくる、いわば自然素材住宅です。

長持ち・健康・美しいという3拍子そろった家をいつまでも自信を持っておすすめしたいと思います。